2013年11月06日

『 海上保安庁のGIS 』

− 海洋台帳整備と公開 −

 平成12年5月17日から海上保安庁に於いて、沿岸から近海情報を一元化し、WebGIS機能を利用し公開を始めました。
公開当初の収録情報は下記に示す大項目から50小項目の公開でしたが、現在は100項目に達し、更に内容を充実すると共に逐次公開内容の更新もされています。
この情報は、他のインターネット地図サービスと同様にインターネット環境が整備されていると、無償で利用できます。
以下を参考に研究されては如何でしょう。


− 海洋台帳の情報項目 −
 ・背景図  :  白地図、海底地形図、領海線
 ・海洋情報  :  水深、海上気象、海流、水温、塩分等
 ・海洋再生エネルギー情報  :  エネルギーポテンシャルマップ等
 ・環境情報  :  湿地、干潟、海獣類生息地、鳥類保護区等
 ・インフラ情報  :  海底ケーブル、海底輸送管、洋上発電施設等
 ・船舶通航量  :  月別船舶通航量
 ・海事情報  :  沈船、港湾区域、漁港区域等
 ・社会情報  :  史跡、名勝、天然記念物、漁業権設定区域等

− 台帳化の目的 −

 日本経済の成長に海を利用する事を考えると海洋情報を入手するツールとして大きな情報源になると考えます。
これらの情報入手解決策が「海洋台帳」と「海洋情報クリアリングハウス」になる。
これらは、沿岸と近海の現況情報とインターネットに掲示されていない文献検索等を活用する事で、利用者側は様々な留意事項を簡単に入手する一助になるツールです。


− 使用方法 −

システムメニューバーにより、情報項目を選び背景図上に表示(重ね表示も可)、計測、印刷が可能であり、利用者情報のメモ機能も付属しています。
詳細はツールに収録されている「操作説明」を参照して下さい。


− 利用効果と期待 −

海洋空間の利用策定、教育、啓発、研究分野での活用。
特に、情報の重ね表示し可視化を可能にたデジタル情報化は、情報の比較検討を飛躍的に進歩させています。


以上、研究会会員に情報提供の立場から公益社団法人 日本測量協会月刊誌 「測量」"13年7月号"に掲載された、 海上保安庁 海洋情報部 海洋情報課 海域空間情報調査官 林王弘道氏記事とインターネットで公開されている記事を一部参照し編集しています。

 「海洋台帳」URL
http://www5.kaiho.mlit.go.jp/kaiyo/

NPO全国GIS技術研究会 北海道支部
posted by hokkaido-gis at 18:51| コラム